パオバジも食べれる!ムンバイにあるおすすめ屋台村2か所をご紹介
せっかくムンバイに遊びにきたら現地のローカルグルメを楽しみたい!そう思う方は多いのではないでしょうか?ムンバイには、インドの他の地域と同様、街中に屋台がたくさんあるのはもちろん、ビーチに屋台が集まったエリアがいくつか存在します。ムンバイの屋台村には簡単な椅子やテーブルも設置されているので、ムンバイ現地の方は、そこでの食事を楽しんだり、購入した屋台料理をビーチのすぐそばまで持って行き食べることが多いそうでう。
今回は、現地の方々も老若男女問わず大好きな、ムンバイのビーチ沿いにある屋台村を2か所、ご紹介いたします。それぞれの屋台で楽しめる屋台料理や、ビーチの景色などについてご紹介します。
ケネディーシーフェイス(Kennedy Sea-Face)の屋台村
ケネディーシーフェイスの基本情報
ケネディーシーフェイスはムンバイの下の方にあるビーチ沿いの道「マリーン・ドライブ」にある広場です。その中に大きな屋台村があり、夕方になると20~30軒程度の屋台に明かりが灯り、ぞくぞくと人がやってきます。
マリーン・ドライブでは夜になると多くムンバイの現地人がビーチの美しい景色を見ながら、のんびりと散歩をしている風景が見られます。ケネディーシーフェイスの屋台村は、マリーン・ドライブの散歩途中に腹ごしらえをするために観光客だけでなく現地の方もよく利用するスポットです。
アクセス | Charni Road駅から徒歩10分 インド門からタクシーで15~20分 |
営業時間 | 夕方~22時頃まで |
入場料 | 無料 |
ケネディーシーフェイスで食べられる屋台料理
主食からスイーツまで様々な種類の屋台料理が並んでいるため、インドで定番の屋台料理なら何でも食べれます。 今回は ムンバイの屋台、ケネディーシーフェイスを取材した際に食べた2品をご紹介します。
パオバジ( Pav bhaji)
パオバジはカレーのようなソースに、バターで鉄板焼きしたロールパンを添えた屋台料理です。玉ねぎが添えられており、お好みでソースに混ぜて食べます。お値段は70~90ルピー(100~140円)程度で食べれます。
食べ方はナン付きのインドカレーと同様、パンをパオバジのソースにつけて頂きます。添えられているパンだけだと、パオバジのソースが余るので、パンをおかわりしている現地の方もいました。(それぐらい、パオバジのソースが美味しいです)
ムンバイ現地の方が大好きなパオバジ。ムンバイにはケネディーシーフェイスに限らず、パオバジを扱う屋台が多いです。
ドーサ(Dosa)
南インドの料理としてドーサを知っている方も多いのではないでしょうか?ドーサはクレープのような記事を鉄板で焼き、作り置きのソースを添えるだけなので調理に時間がかからず、屋台料理として売りやすいメニューのようです。お値段はパオパジと同じくらいで、70~90ルピー(100~140円)程度で食べることができます。
大きな鉄板で豪快に焼かれたドーサの生地はカリカリ、もちもちでとっても美味しいです。まずは何も付けずに、生地そのものの味を楽しみ、少し味を変えてみたいとおもったらドーサに添えられている「サンパル」というカレー味のスープや写真手前にあるヨーグルト風味のソースに浸して食べてみて下さい。
ケネディーシーフェイスから見える景色
ケネディーシーフェイスで屋台料理の調達が完了したら、海が見える方まで歩いてみましょう。 観光客だけでなく、ムンバイ現地の方々がたくさんビーチに腰掛け、おしゃべりを食事を楽しんでいます。
ケネディーシーフェイスから見える海はマリーン・ドライブ、別名「女王のネックレス」と言われています。その名前の由来は、夜になるとネックレスのような半円の形に続くビーチ沿いに、ムンバイ市街の明かりが灯り、まるで大きなネックレスのように見えるという理由からです。
ムンバイで屋台料理を楽しむなら、ぜひ晩御飯の時間にケネディーシーフェイスの屋台村を訪れて、「女王のネックレス」のような美しいビーチの夜景を眺めながら屋台料理を食べることをおすすめします。
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ジュフービーチ(Juhu beach)の屋台村
ジュ フ ービーチの基本情報
ジュフービーチもムンバイ現地の方に人気のビーチです。ムンバイの空港に近いビーチでアクセスも良いため昼間から多くの人が訪れ、海水浴を楽しんでいます。マリーン・ドライブの海と比較すると、海に入って水浴びなどをしている方も多く、日本にある海水浴場のイメージと近い場所です。
ジュフービーチの入り口付近に、30軒以上の屋台が集まる屋台村があります。ジュフービーチは広いので、最初に屋台で冷たい飲み物やアイスを購入してビーチ一帯を散策した後、最後に屋台でがっつりご飯を食べる、というプランがおすすめです。
アクセス | Vile Parle駅からタクシーで10分 空港からタクシーで15~20分 |
営業時間 | 不明 ※昼過ぎごろから夜まで開いています |
入場料 | 無料 |
ジュフービーチで食べられる屋台料理
ジュウフービーチでも、インドで定番の屋台料理なら何でも食べれますが、比較的、スイーツやアイスなど甘いものを多く売っている印象でした。今回はインドならではの屋台スイーツもご紹介します。
ファールーダ(Falooda)
ファールーダは日本でいうタピオカミルクティーに似ているスイーツ的なドリンクです。 セヴィヤンと呼ばれる麺状の寒天を細かく切り、カップの底に入れその上にフルーツなどを使った甘いシェイクを入れます。最後にフルーツのシロップを凍らせ、サイコロ状に切ったものをドリンクの上にトッピングすれば完成。
インドでは氷に気を付けなければいけないので、氷でキンキンに冷えた飲み物やスイーツを食べることができません。ですが、これはシロップを凍らせたものを入れているので、しっかり冷えているうえに安心して飲むことができます。
写真はピスタチオのファールーダでお値段は80ルピー(120円)程度でした。緑の色が可愛らしいですね。
プリ(Puri)
プリは小麦粉で出来た、小さくてサクサクした触感のパンです。家庭ではおやつや朝食、軽食にそのまま食べることも多いですが、プリが食べれる屋台では、プリの中に入れるものや、乗せるものをアレンジしたバリエーション豊かなプリのメニューが用意されています。
例えば、プリの中に水が入った料理(パニ・プリ)や、プリの上にじゃがいもや香辛料が乗っている料理(ダヒ・プリ)など1つの屋台でプリだけで5個以上のメニューを持っていることが多いです。メニューのバリエーションの多さもあり、プリはインド国内で人気かつ定番の屋台料理です。
写真は、香辛料やパクチー、ソース、トマトなどを乗せたプリです。お値段は50ルピー(80円)程度。これはムンバイで食べたプリですが、インドの中でも地域やお店によってプリのアレンジ方法が違うようなのでインド旅行の旅に新しいプリにチャレンジするのも楽しいかもしれません。
ジュフービーチから見える景色
ジュフービーチはネックレスのように半円型になっているマリーン・ドライブと異なり、直線に近い海岸線になっています。目の前にあるアラビア海の向こうには水平線しかみえないので、眺めていると非常にリラックスができます。
ジュフービーチは広いため、入り口から少し歩くと空いているエリアがあります。屋台で調達したご飯をビーチ沿いで楽しむなら面倒でも少し歩いて、空いているエリアに場所を陣取ることをおすすめします。
まとめ
ムンバイにあるビーチ沿いにある屋台村はいかがでしたでしょうか?紹介した屋台料理はほんの一部で、他にも美味しそうなインドの屋台料理がたくさん並んでいます。ムンバイでこれらの屋台村に行った際には、掲載したメニュー以外にぜひ色んなインドの屋台料理を試してみてください。