インドの民族衣装は可愛い!女性用・男性用・子供用もご紹介♪
インドには、サリーをはじめとする民族衣装がいくつかあります。また、どの衣装も色・素材のバリエーションが広いため、オシャレな日本人の方も欲しくなってしまうような衣装が、インドには数多くあります。しかも値段はお手頃です。せっかく、インドに行くのであればその国の民族衣装を着て観光を楽しむことをおすすめします。今回は、インド現地の民族衣装事情と、インドで楽しめる民族衣装をご紹介します。
民族衣装はインドで普段着として着られている
近年、世界各国で民族衣装を普段着として着る文化がある国は少なくなっています。日本の街中で着物を着ている方は少ないですし、韓国でチマチョゴリを着て街を歩いている方はほとんどいないでしょう。
しかし、インドでは今も民族衣装が普段着として着られています。もちろん、地域によってその差は多くありますがサリーやパンジャビドレスは、どの街に行っても着ているインド人女性をよく見かけます。なので、日本人女性が民族衣装をまとってインドの街を歩いていても、あまり違和感がないでしょう。むしろ、洋服を着ているよりも目立たなくなる可能性大です。
一方で、男性はTシャツやGパンなどの洋服を着ている方の方が多く、女性と比較すると、民族衣装を着てるインド人男性は少ないのが実情です。(男性用の民族衣装の方がややフォーマル感が強いので普段は洋服の方が楽なのかもしれません。)
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インドの観光地をバックに写真を撮るのがおすすめ
Instagramでインドの情報をチェックしている方は、タージ・マハルを背景にサリーを着て映っている写真を見かけたことはありませんか?
インドの遺跡やお寺は白・茶色などの単色の色が多いためカラフルな色の民族衣装で撮影をすると、非常に映える写真が撮れます。インド旅行の際には民族衣装を着て観光地に行き、素敵な写真を何枚も撮影する事をおすすめします。
インドの民族衣装(女性用)
サリー
インドの民族衣装の中でも最も有名なサリー。サリーは、ヘソ上までの短いブラウスと、ペチコートという長いスカートをはいた上に、1枚の長い布をまいた民族衣装です。売っているお店も多く、お手頃な既製品もたくさんありますので手に入りやすい民族衣装の1つです。
お腹が少しだけ出ますが、インドでは少女からおばあちゃんまで、痩せている人も太っている人も、お腹が出てることなんて気にせずサリーを着ています。また、サリーはスタイルがよく見える民族衣装なので、スタイルに自信がない方もぜひ勇気を出して着てみてください。
こちらの記事で、サリーの購入方法を解説してますのでぜひ参考にしてみてください。
パンジャビドレス
パンジャビドレスは、長めの丈のチュニックと、その下にはくパンツ、ストールのセットで着るインドの民族衣装です。現地ではチュニックのことをカミーズ、パンツをサルワール、ストールのことをドゥパッタと呼びます。パンツは太いものと細いものがあるので、ワンピースとのバランスやご自身好みで選んでみてください。
パンジャビドレスは、サリーと比較して露出が少なく、チュニックにパンツを合わせたスタイルという日本人にも馴染みのあるスタイルなので、落ち着いた色を選べば日本国内でも自然に着れると思います。
レヘンガ
レヘンガは、サリーに似ていますが布を巻くスタイルではありません。形はドレスに近くて、インドの女性がパーティーや結婚式など少しフォーマルな場所で着用するのがレヘンガです。
上にブラウスを着用するのはサリーと同じですが、下はペチコートではなくスカートをはきます。その上にストールをさっと羽織ればレヘンガの完成です。サリーでは少しだけお腹が露出しますが、レヘンガはお腹が丸見えなのでスタイルに自信のある方はぜひチャレンジをしてみてください。
インドの民族衣装に合わせるアクセサリー・ビンディー
サリー、パンジャビドレスなど、インドの民族衣装を着る際に必須なのがゴールドのアクセサリーです。ネックレスや、ブレスレット、イヤリングなど、少し派手目なものを選んで複数個つけるのがインド流です。
また、ビンディーと呼ばれる額の装飾をつけると、より本場っぽい着こなしになります。ビンディーは、従来ヒンズー教の既婚女性のみがつける事ができる装飾でしたが、近年はファッションの一部として未婚の女性もビンディーを楽しんでいます。ビンディーはシールタイプのものが売られており、手軽に楽しむことができます。キラキラしたものや、シンプルなものまでバリエーションがあるので着る民族衣装の雰囲気に合わせて選んでみて下さい。
アクセサリーも、ビンディーもインドのマーケットやバザールで数十円程度から手に入りますので民族衣装のついでに調達することをおすすめします。
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インドの民族衣装(男性用)
クルタ・パジャマ
インドの男性用の民族衣装で一番ポピュラーなのはクルタ・パジャマです。クルタは立襟で、膝丈くらいの長めなシャツを表し、パジャマは下にはくパンツを表します。日本の寝巻、「パジャマ」はこの民族衣装が語源のようです。
クルタ・パジャマはゆったりしたシルエットです。女性用のクルタもあるので、もしメンズライクなスタイルがお好みの女性は、男性用の民族衣装を売っているお店で女性用がないか聞いてみると良いでしょう。
ドーティ
ドーティは女性用のサリーと同じく、1枚の布をくるくると巻いてパンツかスカートのようにしたボトムスです。トップスにはTシャツやクルタ(シャツ)を合わせることが多いですが、たまに上裸に布を巻き付けただけのインドっぽい男性も歩いています。
インドの民族衣装に合わせる帽子
男性の場合は、クルタ・パジャマやドーティを着たうえで、インドの伝統的なヘッドアクセサリをプラスすると、よりインドっぽさが出てきます。
インドと言えば、ターバンをイメージする方もいるかもしれませんがターバンを巻くのは素人には難しいのでターバン風の帽子をおすすめします。その中でも、「ラジャスタン・サファ」はジャイプールがあるラジャスタン州の伝統的なターバンですが、帽子になって売っている事が多く、色もカラフルで可愛いのが特徴です。
インドの民族衣装(子供用)
家族でインド旅行へ行く方は子供用の民族衣装も調達したいと思いますが、ご安心ください。ご紹介した女性用のサリーやパンジャビドレス、男性用のクルタ・パジャマ、ドーティなどは子供用でも売られています。
インドのマーケットや市街地には子供用の衣料専門店があり、そこでこれらの民族衣装が購入可能です。家族おそろいでインドの民族衣装を着て写真を残せば、きっと一生モノの思い出になるかと思いますのでぜひ、試してみて下さい。
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まとめ
インドの民族衣装に関する記事はいかがでしたでしょうか?今回は、日本人の方がインド旅行に行った際に着やすい民族衣装に限定してご紹介をしました。ファッションに限らず、海外旅行でその土地の文化に触れると旅行の楽しさが倍増します。最初は少し勇気がいるかもしれませんがぜひチャレンジしてみてくださいね。