デリーでお土産購入するならココ!デリーのマーケット(バザール)5選
旅といえば、景色や建物を見ることはもちろんですが、現地でしか買えないものやその土地の工芸品などのお買い物も楽しみのひとつです!今回は、インドの首都デリーで旅行客での楽しめるお買い物スポットを紹介します。
デリーのマーケット(バザール)の特徴
現在、急発展を遂げているインドの首都デリーでは、古くからの伝統的な文化と、経済発展とともに外から入って来た新しい文化が混ざり合っています。
コンノートプレイスのような中心モールでは、何十年も前からそこにあるような古ぼけた商店にもまだまだお客さんが足を運んでいる一方、他国の大都市で見られるようなハイブランドのショップも軒を連ねています。新旧の混ざり合いが、現在のデリーのマーケット(バザール)の特徴と言えるでしょう。
インドの伝統的な技法であるブロックプリントの布地を扱う洋品店でも、伝統的な技法に現代のパターン(洋服デザイン)を掛け合わせたようなドレスやワンピース、メンズシャツなども多数出ています。その流れは衣類のみならず、雑貨やコスメにまで広がっていて、現代風でありながらもインドらしさの残っているようなお洒落なアイテムをたくさん見つけることができるでしょう。
インドのマーケット(バザール)は、何軒もの商店が通りに並ぶ商店街のようなところと、街の一部区画や地下街に商店が集まっているところと、日本でもおなじみのショッピングモールという形式があります。形式はいずれにせよ、「商店の集まっているエリア」をマーケット、バザール、モールと表現します。
各マーケットやバザールによって、お店や価格帯の雰囲気が異なりますので、目的に合わせたマーケットに足を運びそれぞれのお店を覗けば、お気に入りのものが見つかることでしょう。
スポンサードサーチ
デリーのマーケット(バザール)で購入できるもの
マーケット(バザール)では衣料品から雑貨、コスメ、スパイスや紅茶などの食品、神様の像(置物)やステッカーまで、ありとあらゆるものを購入することができます。
インドの紅茶・スパイス
日本人旅行者のお土産に人気なのは、紅茶やスパイスです。チャイやカレーがインド料理として有名なこともあり、「いかにもインド」なお土産として喜ばれます。軽量であることも、旅の荷物の持ち運びを考えると重宝します。インド旅行中はカレーを食べる機会が多いためか、帰国してからもカレーが食べたくなるという旅行者も多いので、自分用に購入することもおすすめです。
レトルトのインドカレー
自炊はしない…という人には、レトルトのインドカレーはいかがでしょう?近年、共働き家庭も多くなった大きな都市ではレトルト食品(現地では「レトルト」とは言わず、「ready-to-eat レディートゥイート」と言います)も多種類見かけるようになりました。宗教や思想によって食事への禁忌も多いインドだからこそ、レトルト食品でもベジタリアン向け、保存料無添加などの工夫をされている商品が多く、日本人にとっても安心です。そのうえ、味は本場のそれですので、帰宅後も旅を振り返りながら懐かしい味に浸るのに最適です。
インドのお菓子
ローカルのお菓子類もお土産にはぴったりです。スーパーや商店でどこでも見つけることのできるParle-Gというビスケットは、日本のビスコのような素朴な味わいで美味しいです。日本人の口にも合いますし、インドでは大人から子供まで誰でも知っている昔からあるおやつですので、バラマキ土産にもちょうど良いです。スーパーで安売りされていることもよくあります。
インドのコスメ
インドの国民的コスメとも言える、ヒマラヤ化粧品の製品も様々なマーケットやバザールで購入することができるおすすめ品です。アーユリヴェーダ(インドの伝統医学)の知恵とレシピから作られている製品はクォリティが高いわりに安価で、インド国内でも人気があります。インド人の家のシャワールームにも常備されているようなものなので、観光客向けではなく、インドの一般向けの商品や価格であることもうれしいです。
石鹸やシャンプーがメジャーでもちろんおすすめですが、ヒマラヤのKoflket Candy(のど飴)が素晴らしく良いのでぜひお試しください。喉痛にはもちろん、花粉症や鼻炎でグズグスしているときに、とてもスッキリします。小さな商店の店頭では1粒から購入することも可能ですので、気軽に試すことができます。
メインバザール/パハルガンジ(Paharganji)
メインバザールの基本情報
営業時間・定休日 | 各商店による |
アクセス | 鉄道ニューデリー駅、地下鉄RKアシュラムマーグ駅から、いずれも徒歩すぐ |
購入できる物 | 衣料品、アクセサリー、雑貨、スパイス、紅茶、コスメ、神様グッズ等なんでも |
メインバザールのおすすめポイントと注意点
ニューデリー駅からRKアシュラムマーグ駅をつなぐ通りがメインバザール(パハルガンジ)です。メインバザールという名前のとおり、道沿いには商店や食堂、ゲストハウスが並んで今す。大きな商店街ストリート、をイメージするとわかりやすいでしょう。メインバザールを端から端まで歩けば、あらゆるお買い物は済ませることができます。だいたい何でも手に入ります。
お買い物だけでなく、食堂も多いので食事に困ることもありませんし、映画館もあるので時間が余ればインド映画を鑑賞することもできます。
商店から食堂、ゲストハウスまで、あらゆるものがあって何日滞在していても飽きないような喧騒と混沌の商店街です。庶民的なインドの暮らしを垣間見ることもできますが、いわゆる「下町」のような街なので、高級品やブランドのお店はありません。あくまでも庶民的な普通の商店街です。
安価なものも多いですが、ここはインド。汚れていたり壊れていたりすることもあるので、手にする商品を必ず確認してから購入しましょう。しかし、それにさえ気をつければ、掘り出し物もたくさん見つけることができます。
旅行者が多く滞在している場所なので、スリや悪徳旅行会社なども多く発生しています。身の回りの持ち物や、怪しいインド人の誘いには絶対についていかないこと、に気をつけてください。また、広くはない道を、車やリキシャ(たまに牛)が行き交っていますので、足元にも気をつけましょう。注意を払えば、インドらしい混沌を味わうことができます。
スポンサードサーチ
コンノートプレイス(Connaught Place)
コンノートプレイスの基本情報
営業時間・定休日 | 各商店による |
アクセス | 地下鉄ラジブチョウク駅から徒歩すぐ |
購入できる物 | 衣料品、アクセサリー、雑貨、食品、など |
コンノートプレイスのおすすめポイントと注意点
イギリス植民地時代の都市計画によって整備された街並みで、白い建物が円を描くようにならんでいて、建物の中にそれぞれの店舗が入っています。AブロックからNブロックまで、建物毎に区分けされているので、お目当てのお店がある場合は住所のチェックをした方がわかりやすいでしょう。建物の外観が似ているうえ、白で統一されているので、お店や場所の目印がつきづらいです。
日本でも見かけるようなブランドショップから、インドの有名ブランドなどの中級店まで、あらゆるお店を見つけることができます。中級クラス~のお店が多く、商品のクオリティも良いものが多いです。
有名なレストランや、新しくできたバーなども入っていて、「最近のインド」を味わうことができるでしょう。2フロア展開のスターバックスコーヒーもあり、馴染みの店で休憩したい場合には安心できるでしょう。こちらの店舗ではインドオリジナルのマグカップやタンブラーも購入することができます。
ジャンパトマーケット(Janpath Market)
ジャンパトマーケットの基本情報
営業時間・定休日 | 12時~21時 定休日なし |
アクセス | 地下鉄ラジブチョウク駅から徒歩5分ほど |
購入できる物 | 衣料品、雑貨、アクセサリー |
ジャンパトマーケットのおすすめポイントと注意点
コンノートプレイスから徒歩で5分ほどのところにあり古くからあるマーケットとして特徴があります。衣料品や雑貨、アクセサリーの商店が多くならんでいます。特徴的なのは、チベタンマーケットがありチベットからの難民の人が販売しているチベット雑貨が手に入ることです。可愛らしいデザインのチベット雑貨は日本人女性にも人気があります。
インド西部のグジャラートの雑貨を販売しているエリアもあり、各地方の特徴的な雑貨を一度に見ることができるので、見るだけでも楽しく文化に触れることができるマーケットです。値段交渉をして価格が決まることがほとんどですので、交渉してください。最初に先方が言ってくる値段は高価すぎる場合が多いです。似たようなお店を何件かまわり、話をしてみて、相場を知るのもコツです。
スポンサードサーチ
カーンマーケット(Kahn Market)
カーンマーケットの基本情報
営業時間・定休日 | 10:00~(各商店による) |
アクセス | 地下鉄カーンマーケット駅から徒歩3分 |
購入できる物 | 衣料品、雑貨、アクセサリー、コスメ |
カーンマーケットのおすすめポイントと注意点
流行りに敏感なオシャレな若者にもとても人気があるマーケットです。買い物だけでなく、カフェやレストランもオシャレなお店が多く、インドでは数少ない美味しい洋菓子を購入できるケーキショップも!価格帯は中級~。
ローカルの若者にも人気というのが納得なほど、オシャレなお店が多いです。海外展開もしているブランドよりも、インドオリジナルブランドのお店が多く、fabindiaやANOKHIなどのインドファッションブランドも店を連ねています。衣料品だけでなく、ノートや封筒などの紙製品を扱う文具店やキッチン雑貨のお店など、女性ウケは間違いありません。インドの購入アーユルヴェーダコスメブランドKAMAの実店舗もこちらにあります。
セレクトシティウォーク(Select city walk)
セレクトシティウォークの基本情報
営業時間・定休日 | 10:00~23:00 |
アクセス | 地下鉄マルビヤナガー駅から徒歩15分 ニューデリー駅付近からタクシーの場合30~40分 |
購入できる物 | 衣料品、雑貨、アクセサリー、コスメ、食品、等なんでも |
セレクトシティウォークのおすすめポイントと注意点
モールなので、天候に関わらず、暑い時でも快適に買い物を楽しむことができるのが一番の利点です。広いモールの中には、ブランドショップから食料品の揃うスーパーまで一通り揃っているので、とにかく快適で便利です。フードコートや映画感も入っているので、一日中楽しめます。
最寄りの駅から徒歩の場合は遠いので、車で現地に向かうことをおすすめします。広いモールの中は長時間滞在するのにはエアコンが効きすぎていることが多いので、羽織るものや巻物などがあると良いでしょう。GAPなどの、日本人に馴染みのブランドもスーパーもありますので、旅の途中で足りなくなってしまったものを買い足すのにもお土産を買うにもとにかく便利です。
インスタント食品やパッケージされたスパイスも、スーパーで購入することが可能です。
スポンサードサーチ
まとめ
デリーのマーケットはいかがでしょうか?デリーは、観光客も多く観光客も楽しめるマーケットがたくさん存在します。また、マーケットによって特色があるのが特徴なので、デリーに滞在する際にはぜひ色々なマーケットをまわってみることをおすすめします。