アジ達

インドを中心にアジアの旅行情報を発信

本サイトはプロモーションが含まれています

他インドの都市

ラクナウってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介

投稿日:2020年2月6日 更新日:

ラクナウ

ラクナウってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介

北インドにあるラクナウはウッタル・プラデシュ州の州都です。イギリス植民地時代にはセポイの乱という有名な戦いの中心地でもありました。また、イスラーム勢力のムガル帝国の統治下にあったラクナウには立派なモスクが多数現存しています。

そんなラクナウですが、海外からの知名度はそこまで高くありません。その為、英語が通じないこともしばしばあります。そして、この街は州都だけあって、道路や建物がとても整備されていますので、安心して観光ができるでしょう。今回はそんなラクナウのおすすめの観光スポットと行き方を紹介します。

📶インドで使える格安SIMはこちら📶

🇮🇳🛩インド行きの格安航空券を探す🛩🇮🇳

🇮🇳🏨インドの格安ホテルを探す🏨🇮🇳

ラクナウへの行き方

ラクナウはアグラとバラナシからそれぞれ列車で約6時間の距離にあります。だから、両都市へ行く際の中間地点としても適した街です。また、デリーからは列車で8時間ほどです。 バスの場合にはバラナシから7時間です。

コルカタから行く場合には、飛行機を利用すると便利です。コルカタからラクナウまでのフライトは所要時間2時間ほどです。

スポンサードサーチ

ラクナウの観光に必要な日数について

ラクナウの観光スポットは割と近いエリアに集まっています。その為、2日あれば観光は可能です。オートリキシャを使って効率よく回りましょう。もし、時間があればラクナウにある大きな動物園がおすすめです。

ラクナウの観光はレジデンシーとモスクが主要なスポットです。それらには十分な時間を割くことをお勧めします。また、モスク周辺には歴史的建造物が多くあるので、歩いてみるといいでしょう。

ラクナウ内での移動手段について

ラクナウにはインドの主要都市のようにメトロが整備されています。しかし今現在あるルートは観光を回るのに適していません。ラクナウを回るにはオートリキシャがおすすめです

特に、ラクナウジャンクション駅から近いチャールスバーグという場所からレジデンシーに近いカイザーバーグという場所までは、乗り合いのオートリキシャが頻繁に走っています。一人でリキシャーを雇うよりも安く乗れるのでおすすめです。

ラクナウの空港から市街地まではメトロを利用して移動することが可能です

スポンサードサーチ

レジデンシー

営業時間・定休日10:00~17:00
年中無休
アクセスチャールスバーグからカイザーバーグまでオートリキシャで20分、そこからオートリキシャで10分
入場料金100ルピー
所用時間2時間

レジデンシーはイギリス植民地時代に起こったセポイの乱と呼ばれる戦いの中心地です。もともはイギリス軍の駐屯地でしたが、現在は重要な歴史的建造物として残されています。建物は崩れているものが多く、当時の戦いの激しさがわかります。ただし、崩れているところにも登ることが出来てしまうので注意が必要です。

敷地内には博物館があり、大砲などの武器の展示や戦いについての絵画などがあります。植民地時代の歴史に触れることのできる重要な観光スポットです。博物館ではカメラの撮影が可能ですが大きな荷物は持ち込めません。入口手前にある荷物預り所に預けて入場しましょう。

バーラ・イマーム・バーラ

営業時間・定休日10:00~16:30
年中無休
アクセスレジデンシーからオートリキシャで10分
入場料金350ルピー
所用時間2時間

バーラ・イマーム・バーラはラクナウで一番有名なモスクです。そして、歴史も古く17世紀に建てられました。屋上からはラクナウの街が一望でき、夕日に照らされたモスクもとてもきれいです。ここの一番のおすすめポイントはラビリンスです。複雑に入り組んだ迷路のような井戸のなかを探検家の気分になって探索することが出来ます。内部は暗いので足元に注意しましょう。そのほかにも、ここには階段井戸など見所がたくさんあります。

また、ここの入場券はチョータ・イマーム・バーラとの共通入場券なので、なくさないようにしましょう。また、共通入場券はバーラ・イマーム・バーラでしか販売されていないので、必ずバーラ・イマーム・バーラから先に入場して下さい。

スポンサードサーチ

チョータ・イマーム・バーラ

営業時間・定休日8:00~18:30
年中無休
アクセスバーラ・イマーム・バーラからオートリキシャで5分
入場料金300ルピー
所用時間2時間

チョータ・イマーム・バーラは「チョータ(小さい)」という名前の通り、小さめの建物です。ムガル帝国時代の太守であるムハンマド・アリ・シャーによって建てられました。

アグラのタージマハルを彷彿とさせる建物のなかにはシャンデリアなどの装飾や絵画があり、ムガル帝国時代の豪華絢爛さを感じることが出来る観光スポットです。尚、内部の写真撮影は可能です。

フサイナバッド時計台

営業時間・定休日24時間
年中無休
アクセスチョータ・イマーム・バーラから徒歩5分
入場料金無料
所用時間1時間

フサイナバッド時計台はラクナウのランドマークです。このイギリス式建築の時計台は1857年に建てられました。時計台のまわりは広場になっていてサッカーなどのスポーツを楽しむ人々に溢れています。時計台の近くにはピクチャーギャラリーがあり、バーラ・イマーム・バーラで入手した共通入場券を提示して入場することが出来ます。

また、近くにはルミ・ダルワザという巨大な門があります。これは17世紀に建てられたトルコ式建築の門で、高さは67メートルにも及ぶラクナウのシンボルです。

スポンサードサーチ

サダット・アリ・カーン・トゥーム

営業時間・定休日5:00~20:00
年中無休
アクセスカイザーバーグから徒歩10分
入場料金無料
所用時間1~2時間

サダット・アリ・カーンはムガル帝国時代にラクナウを含めて広大な地域を治めていた太守です。彼の功績を讃えるために、息子によってこのお墓が造られました。隣には夫人のお墓もあります。大理石で出来た立派な建物のなかに入ると、そこにはとても神聖な空間があります。

ここはカイザーバーグのオートリキシャ乗り場からも近いので、レジデンシーとセットで観光しやすく、おすすめです。内部の写真撮影は厳禁です。また、土足は禁止ですので入り口で靴を脱ぎましょう。

ラクナウ動物園

営業時間・定休日8:30~17:00(季節によって変動あり)
年中無休
アクセスラクナウジャンクション駅からオートリキシャで30分
入場料金60ルピー
所用時間2~3時間

ラクナウ動物園はとても大きな動物園です。広いので、園内には小さな列車が走っています。著者が行った際には遠足に来ている学生たち賑わっていました。そして、トラやライオン、サイなどをはじめ、いろいろな動物がいます。

園内には小さな水族館も併設されています。料金も安いため時間に余裕がある方はぜひインドの動物園を体験してみてください。また、近くには美術館もあります。

まとめ

ラクナウは近代化されきれいに整備された街のなかに、たくさんの歴史をみせてくれる場所です。ムガル帝国時代のこの地の繁栄によるイスラーム文化と、イギリス植民地時代の遺産であるイギリス風建築が合わさったこの街は、観光に適しています。

イギリス風の建物はLa Martiniere Collegeという大学にも残されています。また、カイザーバーグにはムガル帝国時代の王宮があります。まだまだ紹介しきれないほどの見所があるラクナウにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

📶インドで使える格安SIMはこちら📶

🇮🇳🛩インド行きの格安航空券を探す🛩🇮🇳

🇮🇳🏨インドの格安ホテルを探す🏨🇮🇳

同じタグの記事を見る

-他インドの都市
-

執筆者:

関連記事

カジュラホ遺跡

インドのカジュラホでおすすめの観光スポット6選と行き方を徹底解説!

インドのカジュラホでおすすめの観光スポット6選と行き方を徹底解説! カジュラホは独特な寺院群によって有名な小さな村です。どこが独特なのかというと、それは寺院の彫刻です。なんと、官能的な性愛の模様が描か …

ジョードプル

《ブルーシティー》ジョードプルでおすすめの観光スポット8選

ジョードプルでおすすめの観光スポット8選 ジョードプルは砂漠の多いラジャスターン州にある活気に溢れる街です。そして、ここは街の周りが城壁で囲まれている城郭都市でもあります。15世紀に栄えたマールワール …

インドの子供たち

インドのコルカタでボランティアに参加する方法をご紹介

インドのコルカタでボランティアに参加する方法をご紹介 世界でもノーベル平和賞受賞者として有名なマザーテレサ。カトリック教会の修道女として貧しい人々を救おうとするマザーテレサの活動と信念は、彼女の死後も …

シムラ―の街並み

シムラーってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介

シムラーってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介 雄大なヒマラヤの麓にシムラーという街はあります。街の至る所から見渡せる山々の景観は、それだけでも一見の価値があります。また、ここは標高が高 …

プシュカル

プシュカルってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介

プシュカルってどんな街?おすすめの観光スポットと行き方をご紹介 北インドにあるプシュカルは湖のある聖地として有名です。この街には特別な点があります。それは祀っている神様についてです。インドでは、世界の …