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インドのデリーで行くべき観光スポット8選

投稿日:2019年8月9日 更新日:

redfort

インドのデリーで行くべき観光スポット8選

インドの観光地といえばタージマハルやガンジス川など有名な場所がありますが、デリーにも世界遺産や遺跡、近代的な宗教施設など観光スポットが数多くあります。その中から主要な8か所をご紹介していきます。

今回は、Googleマップで位置情報を掲載しますので、ぜひデリーに行く前にGoogleマップのアプリで「行きたい場所リスト」を作成して、現地で効率的に観光ができるよう準備することをおすすめします。また、デリーでおすすめな観光スポットと合わせてそこに行く際の注意点も合わせてご紹介します。

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デリーの基本情報

インドの首都であるデリーは、インド北部に位置しています。行政や経済の中心を担っており、日本企業なども多く進出している地域です。旅行者にとってはタージマハルのあるアグラや、ガンジス川のあるバラナシへ行くための拠点として親しみがある町となります。

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デリー観光に必要な日数について

デリー観光をするためには最短一日あれば主要観光地を巡ることが可能です。旅行会社でツアーを組んだり、観光バスに参加したりすることで可能になりますが、すべての観光地に入場するわけではなく、車窓から眺めるだけで終わりのポイントもあります。一日しか時間がない!けれど、観光地は網羅しておきたい!という方におすすめの方法となります。

しっかりと時間がとれる場合でも、主要な場所を選べば2日で足りるでしょう。しかし、デリーの町歩きは想像以上に気を張りますし、時期によっては気温が40度を超える場合もありますので、ご自身で計画を立てる際は、合間にホテルに戻ったり、エアコンの効いたカフェで休憩の時間を設けたりするなど、体調に余裕をもってゆっくり観光することをおすすめします。

クトゥブミナール(Qutub Minar)

クトゥブミナール

クトゥブミナールの基本情報

営業時間・定休日7:00-17:00 無休
アクセスメトロ・イエローライン Qutub Minar駅から徒歩20分
もしくは下車後、乗合タクシーかオートリクシャー利用
コンノートプレイスから車で30-40分
入場料金600ルピー
所用時間約1時間

クトゥブ・ミナールとその周囲の建築物群はデリーの世界遺産の一つです。インド最初のイスラム王朝であったクトゥブッディーン・アイバクがヒンドゥー教徒に対する勝利を記念して建てられた棟で、周囲にはアイバクが建設したインド最古のモスクや、建造途中の塔、デリーの鉄柱などがあります。

クトゥブミナールのおすすめポイントと注意点

ミナールとはミナレット(塔)のことで、本来は上ることができましたが、過去に転落事故が起きてからは入場不可となっています。また、1,500年以上前に建てられ、錆びずに存在しているというデリーの鉄柱も、かつては触れることができましたが現在は柵に囲われており触ることができません。クトゥブ・ミナールの近くにはインディラ・ガンディー国際空港があり、ミナールと鉄柱の背後に飛行機が横切る様子を見ることができます。

ほとんどの観光地ではトークンというコイン型のチケットを購入し、手荷物検査を受け、入場します。トークンは退場の際にも必要になり、紛失してしまうと100ルピーかかってしまうので注意しましょう。また、チケットカウンターや入口はインド人用と外国人用で分けられていますので、たとえ行列ができていてもその列には並ばずに外国人専用の列を探すようにしてください。

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ラールキラー/レッドフォート(Lal Qila/ Red Fort)

ラールキラー/レッドフォートの基本情報

営業時間・定休日9:30-16:30 月曜日定休
アクセスメトロ・バイオレットライン Lal Qila駅から徒歩2分
メトロ・イエローライン Chandoni Chowk駅から徒歩14分
入場料金600ルピー /カメラ持ち込み料 25ルピー
観光の所用時間約1時間

世界遺産であるラールキラーは赤い砦といわれ、その名の通り、赤砂の石でできています。タージマハルを建てたことで有名なムガール帝国の第5代皇帝のシャージャハーンが、デリーに都を移した際に建てたお城です。

ラールキラー/レッドフォートのおすすめポイントと注意点

砦の中には緑豊かな庭園が広がり、その中に謁見の間や、モスク、皇帝の私室などがあります。ディワネーアームという一般謁見の間には玉座が置かれており、赤砂岩の壁と、白の大理石で作られた玉座のコントラストはとても美しいです。当時はその玉座にエメラルドやルビー、サファイアなどの宝石がちりばめられており、帝国の華やかさを伺うことができます。

敷地内は緑豊かで野生のリスをよく見かけます。かわいくて思わず触ってしまいそうになりますが、リスは様々な伝染病を介することがありますので触らないようにしてください。

ジャマー・マスジット(Jama Masjid)

ジャマー・マスジットの基本情報

営業時間・定休日7:00-12:00/13:30-18:30 無休
アクセスメトロ・バイオレットライン Jama Masjid駅から徒歩2分
メトロ・イエローライン Chawri Bazar駅から徒歩10分
入場料金入場料はありませんが、カメラの持ち込みに300ルピーが必要
所要時間30分-1時間

イスラム教モスクであるジャマー・マスジットは、シャージャハーン皇帝の命令により14年の歳月をかけて作られたインド最大規模の礼拝所です。赤砂岩と大理石で作られたシンメトリーがとても美しい建物です。

ジャマー・マスジットのおすすめポイントと注意点

バザールを抜け、階段を上ると、そこには重厚な門があり、礼拝に訪れる者はそこで靴を脱ぎ裸足になります。入場料金はありませんが、外国人はカメラの持ち込み量として300ルピーを門の右手に座っているスタッフに支払います。入場料としてお金を要求するスタッフのふりをした人もいますが、入場料は必要ありません。カメラ持ち込み料のレシートはなくさないようにしましょう。

中に入ると、巨大なモスクが正面に現れ、とてもインパクトがあります。モスクの前には水場(ウドゥ)があり、礼拝者はその水で手足や口を清めて礼拝をおこないます。水場に座り込んだり、モスクを囲む柱廊の下で昼寝をしている現地の人たちの姿がみうけられ、ここが彼らにとって憩いの場だということがわかります。

ミナレット(塔)からはオールドデリーやラールキラーを見渡せるためおすすめですが、女性一人での入場ができませんのでご注意ください。

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バハーイー寺院・ バハーイー・ハウス・オブ・ワーシップ ( Bahai temple /The Bahai House of Worship)

バハーイー寺院

バハーイー寺院の基本情報

営業時間・定休日10‐3月 9:00-17:30
4‐9月 9:00-19:00 月曜日定休
アクセスメトロ・マゼンダライン Okhla N.S.I.C.駅から徒歩5分
入場料金なし 寺院内で寄付を求められることがあります
所要時間30分ー1時間

イスラム系新宗教の1つであるバハーイー教の寺院です。蓮の形を模したその外観は一目見ると忘れられないインパクトのある建築で、現地の人からはLotus Temple(蓮の寺院)として親しまれています。

バハーイー寺院のおすすめポイントと注意点

その外観の美しさと、他宗教を受け入れるバハーイー教の姿勢から、連日観光客があとを断ちません。入場の際は列ができますが、流れは割とスムーズです。荷物検査を受け、寺院に続く道を人の流れに身を任せて進んでいくと、左手に白大理石でできた蓮の形の寺院が見えてきます。

寺院に入るためには靴を脱がなければなりませんが、スタッフが靴を入れる袋をくれるため、そちらに入れて自分で持ち歩きます。礼拝室の入口手前で少人数のグループに分けられ、カメラ使用禁止など注意事項の説明を受け、中に入ります。蓮の中に入ると、長椅子が多数並べられており訪問者はその椅子に座り思い思いに時を過ごします。蓮の建築の中の構造はとても興味深く、思わず上を見上げたまま時間を忘れてしまいます。

フマユーン廊(Humayun’s Tomb)

フマユーン廊の基本情報

営業時間・定休日日の出~日没 無休
アクセスメトロ・バイオレットライン JLN Stadium駅から徒歩15分
コンノートプレイスから車で20分
入場料金600ルピー カメラ持ち込み25ルピー
所要時間約1時間

デリー世界遺産の一つであるフマユーン廊は、ムガール帝国・第二皇帝フマユーンが眠る霊廟です。そのイスラーム建築は美しく、ムガール帝国の廟建築の基盤となり、後のタージマハルのモデルとも言われています。

フマユーン廊のおすすめポイントと注意点

フマユーン廊は他の観光スポットに比べると駅からの歩行時間が長くなります。そのため、移動手段は体調や気候によって判断し、タクシーやオートリクシャーを利用することをおすすめします。

敷地内は広大な庭園となっていて、フマユーン廊を囲むように四区画の庭が広がっています。建物がシンメトリーに作られているため、庭園をぐるりと散歩して各方面からも同じように見える廊の様子と、周囲の自然の違いをカメラに収めるのも楽しいでしょう。廊の中に入るとメインの玄室にフマユーンの墓があり、玄室から方々に広がる空間には皇帝の家族や宮廷人たちが、フマユーンを守るように配置されています。

メインのフマユーン廊以外にも、敷地内にはさまざまな貴族の墓があり、それぞれに個性があるため、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

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ラージ・ガート(Raj Ghat)

ラージ・ガートの基本情報

営業時間・定休日日の出から日没まで 無休
アクセスメトロ・バイオレットライン Delhi Gate駅から徒歩15分
コンノートプレイスから車で20-30分
入場料金無料(ただし、靴の預り所で任意の寄付を求められます)
所要時間約30分

オールドデリーの緑豊かな一帯にあるこちらのラージ・ガートは、インド独立の父マハトマ・ガンジーが命を落とした翌日に荼毘に付された場所になります。

ラージ・ガートのおすすめポイントと注意点

イギリスからの独立を、非暴力・不服従で実現させたインド独立の父マハトマ・ガンジーは、ヒンドゥーとムスリムが融合したインドを目指しており、当時起きていたインド・パキスタン間の分離問題の解消や宗教の融和のために活動していました。

ガンジー自身はヒンドゥー教でしたが、ムスリム地域に赴いて和解を説くなどしていたことが、「ムスリムに対して寛容すぎる」と狂信的なヒンドゥー教徒から反感を買い、1948年1月30日に暗殺されてしまいます。ラージガートはガンジーが火葬された場所であり、今でもインド全土から沢山の人が祈りを捧げに訪れます。町の喧騒から少し離れ、穏やかな気持ちになる空間です。

黒の大理石が設置されたラージガートに入るには、靴置き場をる必要があります。入口は前後で2か所あり、通り抜けられるような作りになっていますが、靴をもって中に入ることができません。そのため、必ず係員のいる靴箱に預けなければいけません。靴の受け取りの際に、寄付を求められますが金額は任意ですので、小額紙幣を準備しておくとよいでしょう。

コンノートプレイス(Connaught Place)

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this place has own beauty!!!

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コンノートプレイスの基本情報

営業時間・定休日なし ※施設ではなく街のため
アクセスメトロ・イエローライン/ブルーライン Rajiv Chowk駅下車すぐ
入場料金なし
所要時間30分~

デリー観光の起点の一つとなるコンノートプレイス周辺には、土産物屋や旅行代理店が数多く存在します。中心は公園になっており、人々の憩いの場ともなりますが、その周辺には観光スポットもあるため、大変にぎやかな一帯となります。

コンノートプレイスのおすすめポイントと注意点

コンノートプレイス周辺は公園を中心に円形に広がる構造になっており、周囲には日本食レストランやマクドナルド、ケンタッキーなど日本人にもなじみのお店がある地域です。お土産の購入もできますので観光の合間の街歩きに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

観光客が多く訪れる場所ですので、その分観光客を相手にしたトラブルも多く発生する場所となります。目的としている旅行会社にたどり着くまでに話しかけられ、偽のオフィスに案内され、高額のツアーを組まされるといった被害が出ています。コンノートプレイスでツアーの申し込みを検討している場合は、目的地の通り名・周辺の建物などをあらかじめ把握して人に頼らず自力でたどり着くようにしたほうが賢明です。

インド門(India Gate)

インド門

インド門の基本情報

営業時間 ・定休日いつでも観光可能
アクセスメトロ・バイオレットライン Central Secretariat駅から徒歩25分
コンノートプレイスから車で15分
入場料金なし
所要時間約30分

インド門は、第一次世界大戦で戦死したインド兵の慰霊碑として、1931年に完成しました。門の上部には「INDIA」の文字が刻まれており、そのふもとには戦死者を悼む火がともされています。インド門のアーチからまっすぐに延びる道の先には、大統領官邸を望むことができます。

インド門のおすすめポイントと注意点

インド門周辺は、主要幹線道路のラウンドアバウトとなっており、交通量が大変多い一体となります。近くにメトロの駅がないため、タクシーやオートリキシャーの利用が必要です。また、インド門に近づくための歩行者用入口と、観光後に外に出るための出口が異なるため、同じタクシー・リクシャーを利用して移動を考えている場合は、ピックアップの場所をあらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した8か所以外にもデリーには様々な見どころがありますので、どこにいくか迷う際は参考にしてみてください。

※入場料は2019年7月の時点での価格となります。ここ数年でも観光施設の入場料はどんどん値上がりしているため、チケット売り場の案内をよく確認して購入するようにしてください。

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