インド旅行へ持って行って良かったもの12選
はじめてインド旅行に行く方は、海外旅行に慣れた人であっても不安になる方が多いかもしれません。他の海外と比較してトラブルが多い、街が汚いなど、インド旅行に関する悪い噂を周りから聞いている方もいらっしゃるでしょう。風評被害の噂も多いですが、日本の環境や文化とインドのそれは他の海外と比較しても大きく違うのため、ショックを受ける方が多いのは確かです。
一方でこのような不安は、旅の準備の段階で和らげることができます。インドで起こりうるトラブルや文化の違いなどを想定して、インド旅行の持ち物を準備しておけば、少しだけ安心できるのではないでしょうか?今回は一般的に海外旅行で持って行った方が良いものではなく、インド旅行だからこそ持って行って良かったものをご紹介します。
トイレットペーパー
インドのトイレにはは高級ホテルや空港などを除き、トイレットペーパーがありません。現地の人は用を足した後に、トイレットペーパーを使わずトイレについているシャワーでお尻を流しています。当然、日本人の多くはそのような方法を用いるのに抵抗があると思いますので、日本からトイレットペーパーを持って行き、出歩く時には常に持っておくことをおすすめします。ちなみに現地で購入すると高いので、日本から2、3ロール持っていくと安心です。
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ウェットティッシュ
食事の前後に大活躍するウェットティッシュ。インド料理は手でチャパティやナンなどを、つまんで食べることも多いので、食事前にさっと手を拭いておくと安心です。また、手を使わない食事であってもグラスやフォーク、お皿などにインドの水道水から発生する菌が付いていないとも言い切れません。お腹が弱い人はそれらを拭くためにウェットティッシュを使うことをおすすめします。
加えて、ウェットティッシュはインドのお寺巡の際にも便利なアイテムです。お寺によっては靴を脱いで裸足で入らなければいけない場所があります。屋外の地面を裸足で歩き回ると、当然足の裏が真っ黒になってしまいます。靴を履く前にウェットティッシュでさっと人拭きするだけでインド観光をする際の快適さが違ってきます。
また、インドの道路は都心部であっても舗装されていないことが多く、ずっと歩いていると靴が汚れてきます。ホテルに帰った後などに靴を拭くときにもウェットティッシュは大活躍です。
ポケットWi-fi / SIMカード
インドはIT産業で有名ですが、意外にも公共の場でのWi-fi環境は整っていません。ホテルでは利用できるところが多いですが、インドのWi-fi設備は安定性に欠けるため、Wi-fiが利用可能なホテルでもタイミングによってはインターネットに接続できないことも多いです。また、2019年8月現在、デリーの空港でもフリーWi-fiは利用できない状況です。
一方で、インド旅行ではUberなどの配車アプリの利用や、何かあった際の緊急連絡や調べもの、地図の利用など、インターネットを利用したい場面が多くあるので、インドへ出発する前に日本でポケットWi-fiをレンタルして持ち込むかSIMカードを日本で購入しておくことをおすすめします。
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ワイヤーロック
ワイヤーロックはインドで長距離電車に乗る時に荷物を固定する際にりようします。 インド現地の人達でも、長距離電車に乗る際には自分の荷物をベッドに固定しています。 日本では考えられないですが、インドの長距離電車で寝ている間に、荷物が盗られることが多いのでこのように対策を打つ必要があります。
ホームセンターや100円均一に売っている自転車用のワイヤーロックで十分なので長距離電車に乗る予定がある人は持ち物リストに追加しておくと良いでしょう。
クレジットカード
インドの街中でクレジットカードが利用できるお店は、正直あまり多くはありません。一方で、インドの通貨ルピーは余っても日本へ持ち帰ることが出来ないので、現金とクレジットカードを組み合わせて現地でお買い物をした方が損をしないと言えます。 また、インド旅行の途中に思わぬトラブルが発生した時を想定して、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を利用するのがおすすめです。
また、クレジットカードの海外キャッシングを利用した日本円→ルピーへの両替は非常に便利なので、到着時にクレジットカードを手荷物の中に入れておくと良いでしょう。
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パスポートのコピーとパスポート用の写真
心配性の人は、インド以外の海外へ旅行へ行く際にも持ってるかもしれませんがパスポートのコピーと写真はインドでは必ず持っていった方が良いものの1つです。理由としては、インドでは観光客をターゲットにした窃盗やスリも多いためパスポートを紛失し、再発行が必要になるリスクは他の国より高いという事です。
そもそもインドでは、パスポートなど大事なものが入った荷物が盗まれないように、十分な防犯意識を持つことが重要ですが、何かあった時のためにもパスポートのコピーと写真を持っておくと安心でしょう。
航空券の控え・eチケットの紙
海外旅行に行く際には必ず紙で航空券の控えやeチケットを持っていく方も多いかもしれませんが、最近はパスポートだけでチェックインができてしまうため、持って行かない方もいるのではないでしょうか?
インドに行く際にはぜひ”紙”で航空券の控えやeチケットを持参することをおすすめします。理由はインドの空港のセキュリティの高さです。日本人観光客が行くような有名観光地付近の空港では、空港に入る際にガードマンからeチケットを見せるよう要求されます。スマホで見せることも可能ですが、空港の入り口でインターネットが繋がるとも言い切れないことに加え、スマホでのオフラインで閲覧できたとしても、充電切れのリスクがあります。空港に入る際に慌てるよりも紙で用意しておく方が安心です。
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虫よけスプレー
日本で蚊など虫に刺されても大きな病気になることは稀ですが、インドでは違います。 インド北部の大都市に、8月から11月頃デング熱ウイルスを持った蚊が増えるので、この時期にインドの大都市に行く予定のある人は必ず虫よけスプレーを体に撒いてから外出をすることをおすすめします。
また、最悪死に至る可能性のある恐ろしい病気、マラリアの感染に繋がる蚊もインドには生息しています。 オディシャ州やチャッティースガル州などインドの中でも田舎のエリアでそのような蚊が生息しているので、行く予定のある方は虫よけスプレーに加え長袖、長ズボンなどで蚊に刺されないよう十分に注意をしてください。
折りたたみ傘
インドはエリアによって時期が少しずつ違うものの、6月~9月ごろはインド全土で雨季になります。この時期にインドへ行くと、出かけるころは晴れていたのに、少しお店に入って出た時には屋外で歩くのが困難になるほどの豪雨(スコール)に襲われることが多々あります。また、5月など雨季以外でも突然のスコールに遭遇することもあります。
このような豪雨に丸腰で遭遇してしまうと、雨宿りのために観光のスケジュールが崩れてしまうこともあるので、日本からインドに行くときは折りたたみ傘を持ち物リストに追加しておくと良いでしょう。
ストール
インドのお寺の中には、女性は顔を覆うストールを身に着けないと入れないところが多くあります。これは、大きいお寺ほどそのようなルールになっている傾向があります。では、ストールをもっていない人は、そのお寺に入れないのか?というとそう言うわけではありません。
女性がストールを身に着けないといけないお寺では、多くの場合お寺の入り口でストールを無料で貸してくれます。レンタルのストールは各国の色んな人が利用していくので、それに抵抗がある人はご自身のものを日本から持って行って使うのが良いでしょう。
下痢止め
インドに行くと、お腹を壊す。という噂を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?これは、単純にインドの食事が不衛生だから、というわけではなく、日本ではあまり口にすることがないインドのスパイスに、お腹がびっくりして下痢になってしまう方がいるのも事実です。そのため、日本人でもスパイスの刺激に慣れている人はインドでお腹を壊さないようです。
いずれにせよ、お腹が弱い人は必ず下痢止めを日本から持っていくことをおすすめします。一方で、お腹が強いという方も食中毒などに合う可能性はありますのでお守り代わりに持っていくのが良いでしょう。
電源の変換プラグ
インドの一般的な電源は電圧220~240ボルト、プラグはB3、BF、B、Cタイプです。電圧については、最近の日本の家電・充電器でも利用できるものが増えていますが変換プラグは用意しないといけません。日本のコンセントの変換プラグはインド現地では調達が難しいので、日本で購入してから持ち込むことをおすすめします。