インドで日本円を両替するならATMがおすすめ
この記事を読んでいる方はインド旅行を前に、どこで両替をしたら良いのか悩んでいる方ではないでしょうか?インドの街中では、まだクレジットカードが利用できるお店が少ないです。インド旅行中、細かい買い物やタクシー代などは現金で支払う場面が多いため、それらの支払いができる最低限の現金は持っておきたいです。
インド国内で日本円からルピーへ両替をする際に一番おすすめの方法はATMです。正確には「両替」ではなく、クレジットカードに付帯している「海外キャッシング」というサービスを利用することになりますが、ATMなら手間がかからず、両替手数料も格安です。今回は筆者がインドで実際に両替をした際の明細と、ATMの使い方、利用する際の注意点をご紹介します。
インドのATMで両替をすると手数料が安い!
インドでATMを使って両替をする大きなメリットは手数料の安さです。今回は筆者が実際に両替した際の明細を紹介します。今回の検証は楽天カードを利用しました。ちなみに両替当時(2019年4月~8月)の為替レートは1ルピーあたり1.5~1.6円でした。
(参考)ゲストハウスで両替した際の手数料
手数料は明示されませんでしたが 1万円→5,500ルピーに両替してもらったので
5,500ルピー×1.6円(当時の為替レート)= 8,800円なので、1,200円の手数料が上乗せされていたことになります。高い!!
両替1回目デリーの空港にあるATM
ATMで両替をする場合、基本的にはその日の為替レートに両替金額に応じた手数料が加算されるようになっています。
(6,000ルピー×1.606円)+ 手数料142円 = 9,776円でした。
両替2回目 ジャイプールの街中にあるATM
(6,000ルピー×1.608円)+ 手数料266円 = 9,914円でした。
両替3回目 ゴアの道路沿いにあるATM
(6,000ルピー×1.507円)+ 手数料214円 = 9,255円でした。
両替4回目 ムンバイの街中にあるATM
(6,000ルピー×1.508円)+ 手数料187円 = 9,235円でした。
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インドのATMで両替する方法
インドには空港の外や、街中、銀行の横、道路沿いなどいたるところにATMが設置されています。また、インドのATMは24時間年中無休。クレジットカードさえあれば基本的にいつでも現地の通貨を手に入れることができます。
どの銀行のATMかによって異る可能性はありますが、手順は以下のようになっているのがほとんどです。
- クレジットカードを差し込む
- クレジットカードの読み込みが完了したら抜き取る
- 暗唱番号を入力する
- 「CREDIT」もしくは「WITHDRAW CASH」を選択する
- 金額(ルピー)を入力する
- 紙幣とレシートを受け取る
以下の動画で、ATMの利用方法を紹介していますので、心配な方はぜひご覧になってください。
ATMを利用する際の注意点
ATMの都合で引き落とせない場合がある
日本で、クレジットカードが使えない場合、原因はカード側の上限金額、磁気不良などの場合が多いと思います。インドでは”ATM側の問題”で引き落としができないことがよくあります。例えばATMの中に充分な紙幣が入っていない、AMT自体が故障しているなど・・もし同じATMで何度試してもエラーになる場合は諦めて別のATMでやってみましょう。
ちなみに筆者は、3回連続でエラーになったことがあります。何度もエラーになるとカード側の問題かも・・と不安になりますが、めげずに他のATMで試すことをおすすめします。
利用できないクレジットカードがある
ATMによって利用できるクレジットカードが違いますが、国際ブランドの中でも2強と言われているVISAかMasterCardであれば大抵の場合利用出来ます。また、利用可能額は日本国内での利用枠の中で計算されますので、国内でキャッシングをされている方やクレジットカードで高額なものを購入されている方は、インドで引き出す金額分の利用可能額が残っているか事前に確認をしておきましょう。
筆者は楽天カードをVISAブランドで利用しています。最大2,000万円の海外旅行保険が付帯されているのと、ポイント還元率が高いので高額な航空券やツアーを購入する際にお得になるのでおすすめです。
高額紙幣が出てくる
日本のATMであれば、細かい紙幣に崩して引き出すオプションが存在しますが、インドのATMではそのようなオプションがありません。機械的に指定した金額を出すだけなので、一番高額な紙幣である2,000ルピー札ばかり出てくることもあります。
タクシーや小さな商店では釣札をほとんど持っていないことが多いので、ATMでお金を引き出した後に、大きなお店で水などの少額なものを購入して細かいお金を手に入れることをおすすめします。
暗証番号をスキミングされることがある
インドのATMではカードの暗証番号をスキミングされる被害があるそうです。ATMからお金を引き出すには、最初に暗証番号を入力する必要がありますので、その際には手元を隠したり、ATMに不審な点が無いかなどをよく確認をしましょう。
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まとめ
インドのATMでの両替に関する記事はいかがでしょうか?ルピーはインド国内でしか手に入れることができないため、両替を不安に思う方が多いかもしれません。ATMは人ではなく現地の銀行が運営する機械が対応してくれるという点で、騙されたり間違えられたりするリスクが軽減されます。また、手数料も安いので非常におすすめの両替方法です。
クレジットカードをお持ちの方はインドに行く前に、ご自身のカードが海外キャッシングサービスに対応しているか、確認をしてみてください。もし対応していなければ海外キャッシングに対応している楽天カードを申し込んでみましょう!