デリーの空港で時間はつぶせる？お土産や免税店、レストラン事情についても解説
北インドの玄関口となるのがデリーにあるインディラ・ガンディー国際空港です。国際線だけではなく、国内線のLCCも数多く降り立っているこの空港は、インド観光の拠点となる空港です。
空港は旅のスタートとなる大事な場所です。予期せぬトラブルは避けたい方は多いでしょう。今回は、デリーの空港 インディラ・ガンディー国際空港に降り立った際に覚えておいた方が良いことを7つ、ご紹介します。
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デリー インディラ・ガンディー国際空港のセキュリティについて
インド旅行で気になることの一つが、治安だと思います。インディラ・ガンディー国際空港では、空港内に入るために航空券のチェックを行っており、飛行機の利用者以外は入れないようになっています。そのため、空港の建物内は比較的守られた空間になっています。
日本から来る便の中には真夜中に到着するものもあるので、宿をまだ確保していない、もしくは、宿までの交通手段が決まっていないといった方は、暗い中無闇に外に出ず、安全のために空港内で時間をつぶしたほうがよいでしょう。一度建物の外に出てしまうと、再度中に入ることができませんのでご注意ください。
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デリー インディラ・ガンディー国際空港でWi-fiを繋げる方法
空港のWi-fi設備について
インディラ・ガンディー国際空港ではフリーのWi-fiが飛んでいるものの、これを利用するためにはインド国内で利用できる電話番号が必要になります。そのため、到着後すぐ携帯電話を利用したい方は、あらかじめ日本でポケットWi-fiなどを準備しておくことをおすすめします。以前はガンディー空港でも電話番号が無くても利用できるフリーWi-fiがあったそうですが、現在は飛んでいないようです。空港内にあるカフェなどで独自に飛ばしているものなどもないので注意が必要です。
SIMの購入方法について
日本で準備する他に、ロビーにあるairtelという携帯会社で、到着後SIMを購入する方法もあります。しかし、状況によってはSIMの開通に一晩かかるともいわれており、到着後すぐに使いたい方には不向きかもしれません。しかしこのairtel、低価格で電話、ネット通信が使えるため、お急ぎでない方、長期間インドに滞在する方にとってはお得なSIMとなります。ご利用を検討の方はあらかじめ日本で料金プランを参照して、値段の相場を把握しておいたほうがよいでしょう。空港のairtelカウンターはとても殺風景で、どこにも料金プランが書かれていません。そのため、自分で希望のプランを伝えられるようにしておくと不安なくSIMの購入ができるかと思います。
デリー インディラ・ガンディー国際空港から市街への行き方・時間
空港から市内への移動は、エアポートバス・エアポートメトロ・タクシー・プリペイドタクシー・ホテルの送迎サービス・旅行会社の送迎サービス・配車サービスなどがあります。
送迎サービス
ホテルや旅行会社の送迎サービスは、やや値段が上がりますが、日本から事前に予約しておくことができ、行先を間違われる心配もないので、より安全で確実な方法です。
エアポートメトロ
エアポートメトロは値段交渉をする必要がなく、車の渋滞に巻き込まれずに約20分でニューデリー駅まで行けるので、便利な公共交通機関です。メトロの改札を通るために荷物のＸ線検査があるなど、安全面にも配慮されており、値段も60ルピーとお手頃です。しかし、メトロ内は常に大変混雑しているため、空港からスーツケースを持った状態で乗り込むのはやや困難です。また、運行時間が4：45～23 :15のため、日本から深夜便で到着する方には不向きとなります。
エアポートバス
エアポートバスは空港からコンノートプレイス方面へ向かいます。所要時間約50分ほどですが渋滞状況により時間にばらつきが出てきます。値段は75ルピー前後ですが、大きな荷物には追加で25ルピー程度かかってきます。
エアポートメトロ・エアポートバスともに、利用される宿が駅やバス停の近くであれば便利ですが、そこからさらにオートリキシャやタクシーに乗り換える必要があると、そこで運転手との交渉が入ってしまいます。インドに到着したてで運転手との値段交渉をするのは大変労力がいるものになりますので、旅行計画を立てる際はホテルの場所と公共交通機関とのアクセスの良さを考慮するとよいでしょう。
タクシー
メータータクシーやプリペイドタクシーは、空港から駅やホテルといった希望の場所へ直接移動でき、空港内に専用のカウンターがあり相談ができます。事前に金額が決まっていたり、メーターがついているため安心ではありますが、運が悪いと、行先が違っていたり、仲間の旅行会社に連れていかれて高額のツアーを組まされるなどの被害も出ていますので、行先を告げたからと気を抜かずに、スマホアプリなどで目的地に向かっているかを確認したり、また、確認していることを運転手にアピールしながら乗るとけん制になるかと思います。
配車アプリ
近年ではUberやOlaといったスマホの配車アプリを利用して移動する方が多くいます。このような配車アプリに登録すると、クレジットカードなどで支払いをすることも可能です。その場合、運転手とのお金のやり取りは必要ないので少しだけ安心ですね。
空港利用料や空港の駐車料金を別で現金請求してくる運転手もいますが、その場合は焦らずに、引き落とし金額にそれらが含まれていないか確認してから必要であれば支払うようにしてください。運転手への評価が直接彼らの営業に影響しますので、あまり大胆なぼったくりをしてくることはないでしょう。しかし、これを利用するためにはアプリのダウンロードやネット環境が必要になります。また、他人の車に乗り込むという方法ですので、旅慣れた人向けかもしれません。
どの方法で移動するかは日本出国前に検討しておくことが最善ですが、インド到着後も、少なくとも、空港の建物を出る前には移動手段を決めてから動くようにしましょう。一歩空港の外に出てしまうと、中には戻れませんし、タクシー運転手の客引きがすさまじく、ゆっくり考える余地があまりありません。
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デリー インディラ・ガンディー国際空港でシャワーを浴びる方法
空港にはシャワースペースと・ラウンジスペースがあります。ターミナル３の到着ロビーにはPlaza Premium Loungeがあり、仮眠をとったり食事をすることも可能です。シャワーのみの利用も可能ですが、仮眠室とセットで利用することも可能です。出発までの時間や、到着後朝が来るまでの時間をつぶすのに便利です。
深夜便で到着し、朝までそこで過ごそうと考えている方は、事前にHPから予約を入れていくことをお勧めします。また、同じラウンジ内でスパやマッサージを受けることもできますので、旅行の締めに旅の疲れを落とすのはいかがでしょう。
デリー インディラ・ガンディー国際空港で食べられるグルメ
空港内ではさまざまなグルメを食べることができます。空港到着後、税関を抜けたところにはコスタコーヒーやケンタッキーなど軽食をとれるスペースがありますので、到着後、空港から移動するまでの腹ごしらえに便利です。
また、出発階にはフードコートがあり、インドの軽食やマクドナルドのほかアジア料理を扱うお店、coffee bean and tea leafなどのカフェもあります。インド料理のファストフードではインドの定食ターリーを自分好みに組み合わせられるお店もあり、旅の締めのカレーを堪能することができます。3階には、日本には今やなきハーゲンダッツも販売しています。
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デリー インディラ・ガンディー国際空港で購入できるお土産
空港内には様々なお店があるため、お土産の購入を忘れた場合は空港で入手することができます。女性であればアーユルヴェーダの化粧品の「KAMA・AYURUVEDA」のローズウォーターが人気です。その他「Himalaya」や「Khadi」の取り扱いもあります。市内よりやや割高の設定のようですが、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょう。
また、インドで有名な紅茶「SAN-CHA」や、オーガニックのダージリンティーなどお土産用にかわいいパッケージのものがたくさん販売しています。売店ではマグネットやキーホルダーといったご当地土産も販売しています。しかし、そのような小物は、観光名所のお土産屋さんと比べると桁が一つ違うくらいお値段が高く設定されています。もし小物をお土産として購入したいのであれば、観光名所で現地の方と値切り交渉をして手に入れたほうがお得ですし、思い出になるかと思います。
また、免税店では、ぼったくりにあったという被害もでています。現金を使い切りたいのに無理やりクレジットカードを進めてくる場合などは水増し請求される可能性がありますので、空港内だからと安心せずに、利用明細をよく確認してからサインをするようにしてください。
デリー インディラ・ガンディー国際空港で両替をする方法
インドの通貨ルピーは国外持ち出し禁止のため、あらかじめ日本で両替をしていくことができません。そのため、現地に到着後に両替をする必要があります。空港で両替できるスポットはいくつかあります。到着後に両替をする際は、荷物受け取りターンテーブルから税関を抜けるまでの間にも３か所ほどありますので、荷物が出てくるまでの待ち時間に利用するのもよいでしょう。
空港の両替はどの国でもレートが悪いため、必要最低限を両替し、残りは町の両替所やホテルで両替してもらうとよいでしょう。両替後は受け取った金額と、紙幣の枚数があっているかを必ず確認してください。紙幣が1枚足りない、ぼろぼろの紙幣を渡されて支払いに使えなかった、ということがないようにしましょう。
空港の両替所の最小金額が10,000円からなので、そこまで必要ない方などは、税関を抜けた先にあるATMを利用してキャッシュを引き下ろすという方法もあります。ATMの場合は手数料200ルピーや利息がかかってしまいますのでご自身にとって、より便利な方法を選択してください。
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まとめ
以上のように、インディラ・ガンディー国際空港では様々なことができます。空港内はとても広いため、ただ散歩をして、様々な国の人たちの様子を見るのも楽しいと思います。広すぎて、ご自身の搭乗口まで入り口から10分以上かかるということもありますし、搭乗案内のアナウンスがないまま搭乗が開始しているということもありますので、その点はご注意ください。
インドというと「騙される」というイメージがある方もいるかと思います。実際に空港内で起きている被害もありますので、どのようなケースがあったか、情報収集しておけば対策がとれるかと思います。事前準備をしっかりして安全に楽しく旅行ができるようにしてください。
