インドはウイスキー消費国1位
ウイスキーの消費国ナンバーワンはインドだということをご存じでしょうか?なんと、世界のウイスキー消費量の約半分がインドで消費されているのです。インドのお酒と言えば、キングフィッシャーなどのビールブランドの方が有名ですがウイスキーはインドの若者にもよく飲まれている、メジャーなお酒です。
インド国内でウイスキーが人気な理由は、インドの電力事情に深く関係しています。ビールはやはり冷蔵庫で冷やさないといけないので、電力事情が安定している必要があります。今でこそインド国内の停電は減りましたが、以前はビールを冷やして飲もうと思っても特有な電力事情のためになかなか冷えないが現実でした。そのような理由からショットで飲めるウイスキーが広がったという経緯があります。
インディアンウイスキーの歴史
かつてインドがイギリスの植民地だった時代に、インドにいるイギリス兵のためにスコットランドのウイスキーが大量に輸入されたことがインドウイスキーの生産がはじまるきっかけになりました。
ウイスキーの輸入は古くから行われていたのですが、インドでウイスキーの生産が始まったのは1982年になってからのことで、意外と最近です。インドで最初にウイスキーを生産した会社はアムルトというメーカーで、今では世界22か国でウイスキーの販売をしています。
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インディアンウイスキーの飲み方
インド現地でインディアンウイスキーを飲むなら、ショットがおすすめです。なぜなら、日本人がインドで氷が入った飲み物を飲む際には充分な注意が必要だからです。インド国内で出てくる水はボトルに入っているものであれば、安心ですが、氷になるとどんな水から作られたものなのか分からなくなります。インドのバーや一部の飲食店ではウイスキーが楽しめますが、その際には「ショット」で注文するようにしましょう。
一方で、お土産にインディアンウイスキーを購入して帰ってくれば、日本の氷を使って安心してロックや水割りのインディアンウイスキーを楽しむことができます。もし、お酒に強くないけどインディアンウイスキーを試したい、、、という方はお土産用に買ってくることをおすすめします。
インドウィスキーのおすすめ銘柄
アムルット(Amrut)
アムルットはインドで1番初めにウイスキーの生産を始めた元祖インディアンウイスキーです。老舗だけに、味が安定しておりどの銘柄を飲んでも美味しい!インド国内の空港にもたいてい置いているのでおすすめなブランドの1つです。
アムルット インディアン シングルモルト
アムルット ピーテッド インディアン シングルモルト
アムルット ピーテッド カスクストレングス シングルモルト
アムルット ピーテッド モルト
ポールジョン(Paul John)
ポールジョンは、インドだけでなく欧米諸国やシンガポールなどのアジアでも販売されている、世界的に有名なウイスキーブランドです。
インドのビーチリゾート、ゴアに蒸溜所を設立し、先にウィスキーの本場である欧米で販売を開始したとか。ウィスキーの味にうるさい欧米人に認められた美味しいウィスキーはその後、インドで販売が開始された際には大変な人気ブランドとなりました。
ポールジョン ブリリアンス
ポールジョン エディテッド
ポールジョン ボールド
ポールジョン ピーテッド
マクダウェルズ(Mc Dowell’s)
マクダウェルズは世界2位のスピリッツメーカーのウイスキーブランドです。日本で流通している マクダウェルズ No.1はバニラと蜂蜜の甘い香りがし、味もウイスキーに珍しくほんのり甘いのが特徴です。ウイスキーが苦手な女性にもぜひ飲んでいただきたい1品です。
マクダウェルズ No.1
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インドでウイスキーが買える場所
インド国内では宗教上の理由でお酒に寛容ではありません。酒屋さんもありますが、ちょっと近付きずらい雰囲気だったりします。また、お土産として購入する場合は重たいインディアンウイスキーをインドの街中の酒屋で購入して持ち歩くのも大変だと思いますのでインドから出国する際に空港の免税店で購入するのがおすすめです。
日本国内へ酒類のの持ち込みは2019年10月現在、760ml×3本まで可能です。日本でインディアンウイスキーを購入するよりも、インド国内で購入した方が断然お得なので上限まで購入をしてお土産として持ち帰ってみましょう。
まとめ
ウイスキーといえばカナダやスコットランドを思い浮かべる人も多いと思いますが、インドのウイスキーもとっても美味しいのでぜひチャレンジをしてみてください。また、ウイスキー好きの方ならインディアンウイスキーを知っている方も多いので、そのような方に向けたお土産にも最適です!