Uberとは?
皆さん、「Uber」というサービスはご存知でしょうか?「ウーバー」と読むのですが、配車サービスアプリの先駆け的な存在で、簡単にいうとアプリを使って近くにいるドライバー(個人)を探し、目的地まで乗せていってもらえる、いわばタクシーみたいなサービスです。
アメリカでサービスが開始され、今や世界中で利用者が増えているサービスなんです。今回はインド在住の筆者が現地でのUberの使い方を写真やキャプチャ付きでレポートします!
インドでUberは使えるのか?
インドでも、もちろんUber利用できます。むしろUberがないと移動が不便です。
日本ではあまり馴染みのないUberサービスですが、海外に目を向けるとアメリカはもちろん、アジア圏でも交通手段として利用することが多いです。特にアジア圏に旅行する際、電車やバスで移動をしようにも時間通りに電車が来なかったり、現地人に揉まれながら満員のバスに乗るのも辛かったりと、何かとトラブルや不便な出来事に遭遇しがちです。
そんな時、Uberを利用すれば好きな時に好きな所へ、快適に移動できます。昔はタクシーに乗るたびに、いちいち値段交渉をしたり到着後に値段を吹っ掛けられたりと、気の滅入ることばかりでしたがUberを使えば乗車前に値段が提示されるので、わざわざ交渉したりと気を張る必要がありません。
インド現地の人たち(特に若者)も多く利用しておりかなり浸透しているので、車もすぐに見つかり、急ぎの時でもストレスなく利用できます。
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インドでUberを利用すると移動費が安い
Uberの便利さをお伝えしてきましたが、このサービスはインド旅行者にも本当におすすめです。日本で事前に登録しておけば旅行先でもすぐに使えますし、なんといっても、日本のタクシーとは違い断然安いです。
実際に利用したときの距離と金額の例をあげます。車のサイズ・クラスによっても値段が変わりますが大人数で荷物が多い場合を除き、一般的な乗用車クラス(セダンタイプ)で十分です。
<走行距離と金額例>乗用車クラス(1ルピー=1.5円※2019年11月現在)
- 約2.5km 車で約10分 →50~60ルピー(日本円で約100円)
- 約10km 車で約30分 → 140~150ルピー(日本円で約200円程)
- 約50km 車で約1~1.5時間 → 700~750ルピー(日本円で約1,000円程)
参考までに、近場まで移動した際の金額内訳を掲載します。(約3km/車10 分圏内)
日本のタクシーに比べて格段に安いですよね?いちいちバス停や電車の乗り場まで行くまでもなく、Uberを利用したくなりますよね。
Uberへの登録方法
これを読んでいる方はだんだんUberの魅力に気づいてきましたか?Uberサービスはインドだけではなく、世界70か国以上で利用できるそうです。スマホさえあれば、すぐに無料で登録できますので使うかは別にして、登録だけでもしてみてはいかがですか?
以下、簡単な登録の手順を記載します。
- アプリをインストール アップルストアやグーグルストアからアプリをダウンロードし、インストールしてください。(無料)
- 電話番号を登録 ご自身の日本の携帯番号を登録
- 4桁コードを入力 本人確認のため、登録した電話番号に4桁のコードがSMSで届きます。これを画面の指示に従って入力してください。
- メールアドレスを登録
- パスワードを登録
- 名前を登録
- 利用規約に同意
登録は以上です。5分もかかりません。もし、Uber利用時の支払いをクレジットやデビットカードで行いたい場合、事前に登録しておくとキャッシュレスで大変便利です。これを登録すると目的地に着いてから現金のやり取りもないですし、ドライバーとほぼ会話せず下車することができます。
上記登録後そのままカード払いの設定が続きますので、ご希望の場合はそのまま登録手続きを進めてください。
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Uberを使って車を呼ぶ方法
さて、登録さえできてしまえばあとは利用するだけですね。早速、使い方を説明したいと思います。Uberで車を呼びましょう。
アプリを起動すると、自分の現在地がマップ中心に表示されます。その地図上にいくつか車のアイコンが出てきます。これが今、近くにいるUberドライバーたちです。結構走っているのですぐにつかまります。まずは、「行き先」を入力して場所を設定しましょう。行き先の検索は施設名や住所、地図上からでも検索できます。
行き先を設定すると、どのタイプの車を利用するか選択肢と値段がでてきます。
オートは、インドでよく見る黄色いやつですね。
とにかく安いですが、安全性や運搬力は車に比べると劣ります。現地の人は利用する人が多いですが、インド初心者の日本人が乗るのはおすすめしません。
Uber Goは、4人乗りのセダンタイプもしくはコンパクトカータイプです。
車によってはエアコンがないものもありますが、ある程度清潔で快適です。値段があがれば、もっと良い車になるというわけです。他にも、大きめの車とか、介護サービス付きとかあるみたいです。
Uberでドライバーと待ち合わせる方法
車のタイプを選んだら、ピックアップ場所を選択できます。そうすると、Uberが自動でドライバーを探し、ものの数秒でマッチングします。
ドライバーが向かっていることがわかりますので、頃合いを見計らって出発地で待機していましょう。
ドライバーが到着すると、人によっては電話をかけてくる人もいます。車の特徴やナンバーもわかるので、先に見つけたら近づいて声をかけてもOKです。
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Uberの乗車手続き
乗車手続きというほどのものはありません。乗ったら、確認のため、行き先を伝え、「安全第一で」くらい添えて出発してもらいましょう。
ほとんどのドライバーはUberのアプリを起動した状態でカーナビとして利用しているので、変な方向に行くこともないですし、最短距離で目的地に向かってくれます。
Uberの下車手続き
目的地に到着すると、お会計です。事前に支払いをカード決済にしておけば、その場でのやり取りは何もありません。「Thank you!」と言って降りるだけです。
もし現金であればその場で支払って、お釣りをもらっておしまいです。ドライバーによっては、細かなお釣りを持ち合わせていないことが多々あるのでお釣りはチップ代わりにあげるつもりで、出した方がいいですね。※カード決済時は、わざわざチップをあげなくてもよいです。もちろん、よくしてもらったりすれば気持ち程度をあげればいいと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。あまり日本ではなじみのないUberサービスですが、遠く離れたインド、海外ではUberは現地の人の生活になじんでおり広く利用されています。
海外旅行先で快適に、時間を有効活用するために是非Uberを利用してみてください。旅行前に事前にインストールしておくと到着してからすぐに使えますね。ちなみに、インドではUber以外にもOLAという類似の配車サービスアプリも広く浸透しています。両方をインストールしておくと、確実にドライバーを見つけられると思います。
また、いずれにせよ配車アプリを利用するにはインターネット環境が必要になりますので、利用予定がある方はインドで利用できるSIMカードか、ポケットWi-fiを用意しておきましょう。