インドワインのおすすめブランドとワイナリーをご紹介
この記事を見ている方は、インド旅行のお土産にインドワインを購入している方や、日本で販売されているインドワインに興味を持っている方ではないでしょうか?
インド国内でワイン産業が広がったのは実は最近で、1980年代に入ってからのことなので、まだ生まれて日が浅い産業と言えます。また、ワインはインド国内でも都市部に暮らす中流階級以上が飲むアルコール飲料というイメージが強く一般層には広がっていないのが現状です。一方で、新興市場だからこそ競争が激しいため、品質の向上が著しいという一面があります。そのような理由からインドワインは世界のワイン業界の中でも注目されいます。
インドワインの主な生産地
一般的にワインの生産地として適しているのは気温差が大きい地域、海沿いの湿度が高く温暖な気候、標高が高い高山、地中海のようなカラッとして温かい気候です。
インドは年中熱く、しかもモンスーン気候でもあるためワインを生産するには適さない地域が多いのではないか?と思われる方も多いかもしれませんが、広いインド、ワイン生産に適した高地などもあり国内ワイン生産地として有名なエリアはいくつかあります。
マハーラシュトラ州、カルナータカ州はインドのワイン生産地として有名です。特にプネやバンガロールなどは観光も楽しめますし、ワインの生産がさかんな地域なので、インドの観光ついでにインドワインを楽しみたい!という方にはおすすめのエリアです。
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インドワインのおすすめブランド
スラ(Sula)
スラはインド国内のワイン市場の7割以上を占めている人気のブランドです。日本国内で購入しても価格が手ごろなものが多いので、インドワイン初心者の方でも試しやすいと思います。また、インドでの知名度が高いため、日本のインド料理店で見かける方も多いワインブランドの1つです。
スラ・ヴィンヤーズ シュナンブラン(白)
スラ・ヴィンヤーズ(赤)
スラ・ヴィンヤーズ(泡)
フラテッリ(FRATELLI)
フラッテリはイタリアとインドで設立された合弁会社が生み出したブランドです。2007年に生まれたばかりのブランドですが、すでにファンが多く存在するインドの有名ワインブランドです。ワインの本場イタリアから取り入れた技術と、インド特有のブドウの風味が合わさり、他にはない独特な味わいです。
フラテッリ グランキュヴェ ブリュット(泡)
フラテッリ クラシックシュナン(白)
フラテッリ クラシックシラーズ(赤)
グローバー アートコレクション(Grover Art Collection)
こちらは1988年に創立された比較的老舗のブランドです。創始者のグローバー氏は大のワイン好きで自らフランスでワイン作りを学びインドへ持ちかえったとか。冒頭にご紹介したスラと市場シェアを争う存在です。グローバー・ザンパは高級ワインが多いので、特別な日に飲めるワインを探している人はおすすめです。
グローバー アートコレクション シラーズ(ロゼ)
グローバー アートコレクション ソーヴィニヨン ブラン(白)
グローバー アートコレクション カベルネ シラーズ(赤)
観光におすすめのインドのワイナリー
フラッテリのワイナリー
おすすめのブランドでもご紹介したフラッテリはマハーラーシュトラ州にあるモートワディーという地域に約100ヘクタールの大きなワイナリーを保有しています。このワイナリーでは観光向けのパッケージが複数用意されています。
日帰りパッケージなら2,500ルピー(約3,750円)でガイドによるワイナリーやブドウ園の案内とランチがついていますので、1日しか滞在できない人でも十充分楽しむことができます。
他にも、2日~3日の宿泊パッケージも用意されています。1泊2日のプランなら2人部屋で10,000ルピー(約15,000円)から利用することができます。インドのホテルと比較すると少々高いですが、宿泊プランにはワイナリーの施設利用料、ウェルカムドリンク、朝昼晩3食が含まれているのでワイン好きな方にとってはお得かもしれません。ご予約はフラッテリ公式HPより可能です。
ヨークワイナリー
同じく、マハーラーシュトラ州のナシックというエリアにあるワイナリーです。ヨークワイナリーには受賞した美味しいワインが複数あるので、ぜひワイナリーに足を運んでその味を試してみて下さい。
ワイン6種類の試飲とガイドツアーがついたパッケージが300ルピー(約450円)で楽しむことができます。500ルピー(約750円)のパッケージを申し込めば試飲できるワインがプレミアムなものになりますので、予算に余裕がある方はそちらを体験することをおすすめします。ご予約はヨークワイナリーの公式HPから問い合わせをするか、電話で可能です。
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まとめ
インドのワインの魅力は伝わりましたでしょうか?インドワインはまだ歴史が浅いため、年代物のワインなどは存在しませんが、逆にリーズナブルな価格帯のものが多いく気軽に試すことができます。また、スパイシーなインド料理とインドワインの相性は抜群なので、日本のインド料理店で試してみるのも良いでしょう。インドワインを試して、相性がよさそうだったらぜひ今回ご紹介したワイナリーにも足を運んでみて下さい。